Baibu-ya no onna shujin: Uneri-nuku

女体と生け花をテーマにした人体華道を写真に撮るアーティスト?蘭子。恋人の匹夫はお尻フェチで、蘭子の写真にはそれが欠けていると不満を持っている。蘭子にとっては女性器こそが「花」であった。
　　女性向けにバイブを売る「ラブ＆ピース」の経営者ジェーン。店は繁盛しているが、それを不満に思う人物もいた。江戸時代の春画と張形に憧れる孤独な男?晴喜、平凡な会社員?波男の妻?麻奈だった。麻奈は生こそがベストというセックス哲学を持っているからだ。
　　作品に行き詰まりを感じた蘭子は、匹夫の勧めで「ラブ＆ピース」の存在を知り、その色とりどりのグッズこそ、現代の「花」なのではと思う。そして「ラブ＆ピース」を訪れた蘭子は、まさ現代の秘密の花園に迷い込んだ思いだった。そしてミステリアスな雰囲気のジェーンに惹かれ、その場で写真モデルを依頼する…